高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族のあゆみ

高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族の記録

背中を押す工夫

 慣れないことに取り組めるようにするにはどうしたらよいのだろう。ふと、病院の受診を忘れないでいてもらうためにカレンダーに前もって書き込んでおくと、”今日は病院の日だったね”とすんなりと予定を受け入れてもらえていることに気が付いた。少し前に提案して、了解が得られたら、カレンダーに書き込んでみよう。

 ”この日、私の予定も空いているから、一緒に散歩でドラッグストアに行ってみませんか?”と誘うと、”いいよ!何も予定がないから”と快諾。すかさずカレンダーに予定を入れる。そして、その当日。珍しく朝早くから我家の玄関に義母。お店が開く時間より2時間も早い。もう出かけようというのかと思ったら、”今日は行けなくなった”と義母。

”昨日の疲れが残っていて、散歩はやめておく”とのこと。残念。

 また誘ってみよう。工夫が足りないのかもしれない。いや、たまたま本当に今日は疲れているのかもしれないので、もう一度同じ方法で誘ってみよう。何度もやって、それでもダメだったら、工夫が足りないのだ。工夫が足りなかったら、もっともっと工夫を凝らす。”めげずに、何度でも、工夫を凝らす”が私の目標。ゲーム感覚でやれば楽しくなるだろうか、攻略本を作るつもりで取り組むとしよう。