高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族のあゆみ

高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族の記録

尿管結石からの介護復帰?

 尿管結石の内視鏡手術と言うのは、思った以上に簡単だった。いや簡単、というのは語弊があるかもしれないが、復帰が早いという点では、驚くほど簡単だった。手術前日に入院して、翌日手術、その日から24時間のベッド上安静(これは決して簡単ではなかった)、安静にした次の日にはもう普通の人。普通に食べても良いし、自由に歩きまわっても大丈夫。そして経過がよければその翌日に退院。図らずも大変辛い2か月間のステント生活を体験したものから言わせると、地獄から天国。ドラマチックな回復と言える。

 確かに、2か月の間食欲も落ちていたし、動くと非常に痛かったのでその間散歩も運動も全くできなかったので、体力は驚くほど落ちていて、完全に元通りとは言えない。しかし、今までの苦痛を100とすると、術後の痛みはほぼ0。思わず舞い上がってしまった。退院の翌日には、ついつい今までの痛みのうっ憤を晴らすべく、少し前から見たかった映画を観に行った。それは、とても面白く、大満足。

 ところが、さすがに退院翌日に遊びまわるのはまだ早かったようだ(笑)その夕方から石の痛みの発作のような激痛。「え?まだ石が残ってた?」すぐに後悔した。そして病院へ。幸い石は見つからず、後遺症で腎臓が腫れ、長くステント生活したことで尿管の狭窄もあり、手術の時のレイザーの傷が残っていることが痛みの原因だろうとのことで、一安心。いかに簡単な手術の後でも、油断してはいけないということか。

 すぐにでも、介護を復活できると思っていたが、もう少しお休みすることにしよう。