高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族のあゆみ

高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族の記録

緊急事態宣言解除直後のみゆき

 新型コロナウイルスでお籠り生活が始まって、2ヶ月弱。運動やお日様を浴びること、人と話すことが難しくなるこの状況には、本人も危機感を感じていたようで、3日に一度は、必ず食料品を買いに出て、そのついでにちょっと長めの散歩をしたり、きちんと食事をしたりという努力は重ねていたようだ。オンラインで友人たちとやり取りもして、孤独になりすぎないようにも気を付けていたらしい。なのに、世の中が動き出そうとする直前になって、”眠れない”、”食べられない”が始まってしまった。

 よりによって仕事が再開しようとしているタイミングで起きた、この急激な体調の変化に本人もうろたえている様子。でも”長引いたら大変だからと、精神科を受診してお薬をもらって来たから大丈夫”と彼女。

 服薬しながら、仕事が再始動した。心配ではあるが、このシビアな時期に仕事があるという幸いに感謝。少しずつ動き始めたら、また、好循環が戻ってくるはずだと信じている。