高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族のあゆみ

高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族の記録

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

認知機能検査

前回の受診の時には、来年の3月に予定されていた認知機能検査(MMSE)、キャンセル待ちのリストに入れていただいていたら、驚くほど早くキャンセルが出た。本人は勿論、家族もビックリ。特に免許更新のための認知検査を受けなければならない動揺が収まらぬう…

認知症と車の運転

義母の物忘れが気になり始めてから、ずっと気掛かりだったのが車の運転のこと。本人も自分が健康な頃と同じではないことは自覚しているようで、運転する機会が極端に減った。遠出はそもそもしない。コロナの影響もあって、大好きだったミニテニスにも行かな…

認知症と疲れの関係

認知症と起立性調節障害だけに特有の共通点があるというよりも、様々な病気でそうなのかもしれないが、みゆきが、大きな試験や行事などで疲れると何日も寝込んだように、義母も疲れると調子が悪そうだ。 先日の認知症外来の日、車で30分位のドライブに加え…

認知症外来二度目の受診

認知症を診断していただいた病院の二度目の受診。1ヵ月前に出していただいたお薬の副作用が出ていないかを確認の上、次回の受診までの3ヶ月先分のお薬を処方していただく。義母は、まだ車の運転をしているので、なるだけ早い時期に詳細な認知症の検査をした…

人生初の山登り

みゆきから久々に連絡があった。ラインの画面に山の写真。それも、山の全景ではなく、山から見下ろしている風景だ。「1600メートルの山に登ったよ!初登山!カメラマンデビュー!!」とある。 下山後の説明電話によると、みゆきの師事するカメラマンさんが山好…

認知症と天候の関係

起立性調節障害で苦しんでいた頃のみゆきの症状は、天候に大いに影響を受けた。天候が崩れる直前から、天気の悪い日は、決まって具合が悪かった。台風の接近も大敵だった。また、気温にも大いに影響された。冬は相対的に調子が良く、気温が上がる初夏から初…

認知症-物忘れ以外の症状 1

ここ数日雨が続いている。雨の中、義母が花の水やりをしているのを見かねて、義父が「雨降ってる中、水やりをしたら、花が枯れるだろうが」とストップをかけた。先回りして、「水やりはお母様にとって大切な時間だから、見守ってあげてね」と一言声をかけて…

起立性調節障害の娘の癒し

今日は久しぶりの雨。雨を見ながら思い出したことがある。みゆきの高校時代のこと。根本的に彼女の学校へ行くモティベーションは、吹奏楽部の部活に参加することだった。欠席が多いので、授業は難解でしんどかったに違いない。そんな彼女にも、学校へ行って…

認知症面白話

みゆきが、高校時代、不調に悩み始めた当初。私はまだ仕事をしていた。良い病院の情報を得たくて、同僚に相談することもあった。当時はまだあんなに長丁場になるとは想像もしていなかった。そんな頃、職場の先輩が私を元気づけようと話してくれた話。 当時そ…

見守りのスタンス

起立性調節障害のみゆきを支える時には、できるだけ先回りの手出し、口出しをしないようにと心がけてきたつもりだ。しかし、もしかすると認知症のサポートには、本人に気づかれないように、先回りの環境整備が必要なのかもしれないと感じている。 手始めは、…

レミニールとプレタール

義母が認知症を宣告されて、お薬が処方されてから約2週間。飲んだり、飲まなかったり、重ねて飲んだりしては大変なので、まずは予定表として使っているカレンダーの横に、お薬用のカレンダーを併設。朝の分(レミニール+プレタール)、夜の分(レミニール…

認知症と抗アレルギー薬

義母の物忘れ外来の初診時に、医師から言われた一言がずっと引っかかっている。それは、アレルギー薬のこと。「アレルギーの薬を飲んでいませんか?飲んでたらすぐにやめてね」という一言。義母は飲んでいない。ただ、私自身と娘、みゆきが飲んでいる。 みゆ…

認知症の意外な兆候

義母が、探し物を始めたり、火傷をしたり、梯子から落下する事故を起こす、少し以前のこと。魚の目に悩んでいた時期がある。治療をしても、何度も繰り返しできるのだ。魚の目というと、よく歩く人が、靴の圧迫や不具合でできるものだろうという先入観があっ…