高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族のあゆみ

高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族の記録

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

隣県の病院受診

メンタルクリニックで書いていただいた紹介状を、隣県の医療機関に指示された通りにファックスして受け入れていただくことが決まった。順番が逆になったが、弟家族に相談し、母にも話して、早速次の日に受診する運びに。忙しい最中の弟家族だが、義妹が当日…

救いの神

”もう一日たりとも、持たない!!!!!私までぶち壊れる!!!!!”と思っていたところに、セルトラリンで高ぶっていて、思わず母が”助けて”と電話して飛んできてくれた従姉が救いの手を差し伸べてくれた。”大変なんじゃない?大丈夫?”と電話してくれた。”大丈夫じゃ…

心療内科から精神科受診まで

夫が鬱で苦しんだのは11年前。みゆきが起立性調節障害で臥せるまだ前の話。夫が職場で、新しい部署に配属され、残業が続いて毎日帰宅が午前様だった頃のこと。いつのまにか眠れなくなり、夜中に熊のようにのっしのっしと歩き回り、朝になっても不機嫌で何を…

メンタルクリニックから総合病院の精神科を紹介してもらう

メンタルクリニック受診はスムーズだった。症状の経過と要望を書いて、先にお渡ししていたのは良かった。ドクターの側も、ご自身がどんな風に患者家族に関わればよいかが明確に分かっているということで、サクサクと話が進む感じが快適だった。ドクターが紹…

メンタルクリニック受診

母の症状はただただ悲しく、何もやる気のなくなってしまう単なる鬱ではなさそうだ。ただ、認知機能は落ちておらず、幻覚や幻聴があるような精神疾患ではなさそうだ。どんな病院を受診するかは、迷うところではある。できれば精神科も心療内科も老人科もある…

心療内科受診まで

心療内科受診までの4日間。実家で母と二人で過ごしたこの時間は、永遠に続く暗い迷路のようだった。セロトニンが、母を手に負えなくしていることは何となく想像できたが、自分勝手に休薬するべきでないこともわかっている。新しく始めたクロチアゼパムが母…

セルトラリン

母がかかりつけ医に、気分の落ち込みを訴えて最初に処方されたお薬がセルトラリン 25mg。1日1回夕食後に服用するようにと処方された。飲み始めてからの母の様子を観察すると、思い返せば、あっという間に不安感が膨れ上がっていったように見受けられた。…

応援3日目

この日は早朝4時から動き回る母。「庭の排水が気になる」と血相を変えて暗い庭に出て行こうとするのを、「転んで骨折でもしたら大変だから」と必死で止めること数十回。しかし、食事の支度をしたり、後片付けをしているすきに、こっそり静かに、信じられない…

応援要請2日目

弟夫婦が来てくれた日の夕食は、わりと穏やかな時間が流れた。長く食事もろくにできなかった母が、驚くほどよく食べ、食事が終わるなり、彼らに別れも告げずに眠りについた。まだ夕方の5時。こんな時間に寝てしまったら、明日の朝はどれだけ早いのだろうか…

応援要請

母と二人、実家に戻った日。半狂乱で泣き叫ぶ母をどうなだめて良いか途方に暮れて、自分自身すら壊れてしまいそうな気がして、弟に電話をした。「助けておくれ!」と。つい先日、母を預かってくれた直後だったので、どんな状況なのかをすぐさま察したのだと…

同居の破局

母が来て6日目。弟一家にしばしのブレイクを懇願したので、正味5日しか経っていないというのに、我家での生活は破綻。母は、夫の前であることすら配慮できないくらいに落ち込んだ。この体調の急降下に、ついていけない。このままだと、夫まで鬱になってし…