高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族のあゆみ

高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族の記録

自分自身の健康のこと

 小林製薬の薬害のニュースを見ていて思うのは、同じものをずっと摂り続ける怖さ。サプリメントは勿論だけど、これはサプリに限ったことではない。食品もしかり。とはいえ毎日毎日同じ食品を摂り続けるということは、お米以外にはないのでこれはさておき、持病の薬は怖い。関節リウマチを発症して20年近く、少しずつ内容は変わったが、毎日毎日薬を飲み続けている。薬を飲み始めた頃は、薬局で袋一杯の薬をもらって帰るのが恥ずかしくてたまらなかった。まるで老人のようだと。今はれっきとしたシニアだし、いつの間にか大量の薬をもらうことに慣れてしまっていた。

 しかし今回のような薬害のニュースを見ると、ふと恐ろしくてたまらなくなる。ころりと死んでしまえるなら構わない。構わないが、今持っている持病に加え、また違う慢性疾患を養っていかなければならなくなるのは、とてつもなく怖い。私の主治医は国のベストドクターの称号を持つ方。優しいし、患者の話も非常に親身になって聞いて下さる。なので、過去にも何度か減薬の話を持ち出してはみた。でも、何種類もある薬の中の痛み止めの薬を2錠から1錠に減らしてみようかと提案してくださるくらい。2錠が1錠になっても減薬とは言えないくらいの微々たる変化。にもかかわらず結局、痛み止めを1錠減らすと、生活に支障が出るくらいに痛みが強くなり、痛み事態は我慢するとしても、痛いということは炎症があるということで、そこの関節が破壊されているということに違いない。

 もう命は惜しくない。とはいえ四六時中痛みに耐えて、その上関節破壊を起こして、自立した生活ができなくなるのはごめんだ。