高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族のあゆみ

高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族の記録

認知症と疲れの関係

 認知症起立性調節障害だけに特有の共通点があるというよりも、様々な病気でそうなのかもしれないが、みゆきが、大きな試験や行事などで疲れると何日も寝込んだように、義母も疲れると調子が悪そうだ。

 先日の認知症外来の日、車で30分位のドライブに加えて、慣れないドクターとおしゃべりをしなくてはならない緊張感などで疲れたのだと思う。当日、義妹とのおしゃべりをあれほど楽しんで、病院に行って専門家に診てもらった安堵感で心軽やかな様子だった姿とは一転、次の日の義母は、どんよりと暗い。何もしたくない。久しぶりに爽やかな晴天に恵まれて、義父とも今日は楽しく過ごせるだろうだろうと思ったのだが、疲れには勝てなかったようだ。またしても大声で怒鳴りあっている。

 もともと、農家出身で、人生を通して重労働を長年こなしてきた勤勉な義母。基礎体力が半端なくあると感じてきた。力も強い。2020年夏の大怪我からの復活も、この体力があってこそのものだったと思う。しかし、最近の義母の疲れの具合は、今までとは別人。ここ1,2年で劇的に変わっていると感じる。

 ドクターに、”散歩が一番身体に良いからね、少しくらい頭痛があっても、散歩はしようね”と言われて、”早速今日から散歩します”と元気に答えていたのに、散歩どころではない。

 なるだけ、義母のできることを奪わないようにと心に決めてはいるが、今日は、夕食を差し入れることに。義父母の食事の適量がイマイチわからないので、ちょっと不安。

 

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