高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族のあゆみ

高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族の記録

認知症介護

ケアマネーさんのこと

義母のケアマネさんは、要支援の時期にお世話になっていた地域包括支援センターの方に義母が要介護1になった段階で紹介していただいた方。私とほぼ同世代。明るくてフレンドリーで、歩いて5分のところに住んでおられる方。包括の方は、家が近所だからとい…

実子が同伴した成果

夫と言い争って、義両親の病院への同伴を私ばかりに任せないでほしいと伝えた手前、すぐに同伴をお願いするのも気が引けた。なので、直後の義母の眼科には私が一度同伴し、次の義父の皮膚科同伴は「私は行けないので、誰か行って下さい」とお願いした。いけ…

ひらめきの事実

義母が楽しく通っているはずのデイケア。最近、行く回数が週3に増えて、新たに加わった曜日は、どうもいつものメンバーと違うらしい。そのせいなのか定かではないが、「何か最近は爺さん婆さんばっかりいるんだよね。年寄りばかりの中にいて浮いてしまうから…

ひ孫の来訪

一昨年の秋に結婚式を挙げた、義妹の娘夫妻に女の子が誕生した。かわいがっていた孫娘の赤ちゃんなので義母も喜んではいるはずだ。出産から1月半が経ったので、お祝い返しを持参するとともに、初ひ孫のお披露目のために義父母を訪問したいと連絡があった。…

眩暈対策

義母がデイケアに行って、ある特定の介護士さんの顔を見ると眩暈がして気分が悪くなると言う。家で気分が悪くなることは無いと言うので、始終眩暈の症状があるわけではなさそうだ。しかし義母は脳血管障害による認知症だと言われているので、身体的に悪いと…

ある特定の人を見ると気分が悪くなる

義父母が離れる時間を増やすために、義母がデイに行く日を週2から週3回に増やした。義母のお世話になっている事業所は、リハビリに特化した施設。筋トレをして、理学療法士さんがマッサージをして下さる。事業所の雰囲気はとても明るく、スタッフの方々も親…

自分の家のお皿が分からない

物忘れが進んできている様子の義母。最近は食器棚のお皿が見覚えのないもののように感じられて、それが気になるらしい。日中何度もお皿を抱えて我家に現れる。「これ、あなたの家のお皿だったわよね。長く借りっぱなしにしちゃったみたい」と我家に持って来…

義父母の激しい口論

義父は義母が認知症だということを認識している。なので義母の物忘れを嘆きながらも、お薬を飲み忘れないようサポートしたり、義母が通帳などの大切なものをしまう時には気を付けて見ていてくれたり、辛抱強く見守ってくれていることが痛いほどよくわかる。…

認知症が進んでいる

まだ、普通の知的会話はできる。初めて会った人なら、義母の認知症に気づく人は少ないかもしれない。しかし、本当に少しずつではあるが、できないことが増えているようで辛い。以前は朝と夜のお薬をカレンダーに私たちが貼り付けて、食後に自ら確認しながら…

友人の恵み

去年の夏まで、私には本当に長い間、何かあるたびに支えてくれる友人が傍にいた。みゆきが3歳の時に始めた英会話教室で出会ったママ友。周りは若いママたちがほとんど。その中、外観は他のママたちと違わないその友人は何故か同じような匂いがした(笑)私…

3回目の認知症検査

お正月のパーティをしてからほぼ1ヵ月。忙しさでパニックになってお料理が全く手につかなくなってしまった義母も、ようやく落ち着いて日常を取り戻しつつある。確かに忙しい行事でパニックになった後の回復は遅くなっているように感じるが、それでも1月も…

認知症発症から3年経ったお正月

認知症を宣告されて初めてのお正月は、昔通りの大ご馳走を何とか周りの声掛けを頼りに数種類作った義母。次の年には、酢物とお吸物になり、今回は酢物だけになった。今回の酢物作りも、しかし大変だった。私が代わりに作ってしまえば手っ取り早かったに違い…

母の病棟でコロナ患者

母の入院している病棟で、コロナ患者さんが出たということで当分の間面会禁止になるという連絡がきた。確かに夏休みで人が大量に動いたせいで、地域でもコロナ患者さんが急増しているというニュースは聞いていたので、驚きはしなかったが、いざこうして実際…

義母との久しぶりの病院外出

母を入院先から外部の病院へ検査のために連れて行った次の日は、たまたま義母の物忘れ外来の再受診日。母のために時間を使ったばかりのタイミングなので、義母に時間を使っても後ろめたさはない。かえって、最近義父母のことを義妹に任せっぱなしになってい…

鬱の人に告げる真実

母の2つ年上の兄が急逝した。母は未だ鬱の治療のため入院中。葬儀に行かないまでも、訃報は伝えるべきだろう。伯父は隣県に暮らしていて、昨年、末期の大腸癌という診断でしばらく入院したのち自宅療養をしていた。その自宅療養の期間に母も見舞いに行って…

義母の心温まる面白話

梅雨の長雨が続き、何となくけだるそうにしていた義母だが、梅雨明け宣言こそないものの一転晴れの日が続いて調子が良さそうだ。猛暑の中でも花の水やりに余念がない。「熱中症には気を付けましょうね。お水を頻繁に飲んだり、冷房の中で休憩もしましょう」…

介護調査

母の介護調査が行われた。調子が上向きだったので、もしかして介護度が実情以下に評価されるのではないかと心配だった。案の定、調査が入った次の日の調査員の方からのお電話で、「お母様、介護が必要なようには全く見えませんでした。認知機能も高く、運動…

最近の義母の様子

実家の母が調子が悪くなってから母の方にかかりっきりになってしまい、義父母のお世話を怠っていた。かれこれ2ヶ月あまり。義父母には申し訳ない気持ちでいっぱいだったが、その間義妹と夫が頑張ってくれて、それはそれでいい機会だったのかもしれない。義妹…

認知症外来

今日は義母の4ヶ月に1度の、脳外科受診の日。相変わらず当たり前のように私が同伴している。ただ、私の頭の中は、心具合の悪い母のことで頭がいっぱい。そのことを知っているのに、何も言わない夫。義妹も、先日義父の病院の付き添いを頼んだので、義父母…

ケアマネさんを使いこなす!

ケアマネさんのアイデア、”義母がデイケアに行く日の夕食は、業者風お弁当を作って、そのお代ももらうのが良い”というのは、私の支援を遠慮して固辞する対処法として名案だと思った。早速、今日から試そうかなとも思った。でも、よく考えたら、この策、実子…

介護はクリエイティブに!

ここのところ義母の軟膏を付けるお手伝いに朝晩通っている。軟膏をしまったところがわからなくなって、どこかから古い古いお薬を発掘して間違って付けないための苦肉の策。そこで気が付く義母の深刻な症状。どうも、時間の感覚も怪しくなっている気がする。 …

嚥下困難

義母は、掃除や庭仕事でせこせこと良く動き、よくしゃべるので、食べ物を詰まらせることはほとんどない。だが、父の方は認知能力はとても高いが、事故で骨折して以来、歩かなくなってしまったし、もともと無口で、人と会うことがないので、しゃべることもほ…

軟膏の管理

義母が庭仕事で、虫刺され。ひどくなって、化膿したので皮膚科を受診し、お薬をもらって来た。抗生剤をいただいたので、飲み薬の管理は何とか工夫した。いつものお薬カレンダーの横に抗生剤用のカレンダーを貼った。が、案の定2つのカレンダーを同時に見る…

初夏のお決まり

夏が近づくこの季節、義母は草取りが生き甲斐。そもそも大好きな庭仕事。水やりも大好き。雨の日でも水やりを欠かさない(汗)のは運動になるだろうし、いいかな、と干渉しないことにしている。ただ、雑草抜きは曲者。虫が多くなるこの時期、肌の弱い義母は…

怪我の功名

母の具合が悪いので、それを理由に義妹に義父の病院の同伴をお願いした。今月は義父母の病院受診がいつもの月より多い。私の仕事も忙しい月なので、一応私の仕事の日には病院受診が重ならないように調整してはいたが、ちょっと重荷だなと感じていた。そんな…

老人は頑固なものなのか?

実家の母の心具合が悪い。久しぶりに実家に連泊して一緒に食事したり、散歩したり体操したり、歌を歌ったりしてみたが、その時は一瞬付き合ってはくれるものの、何かしていないと暗~くなって黙って俯いて考え込んでしまう。友人に相談すると「一人暮らしっ…

兄弟姉妹の足並み

心具合の悪い母を何とか一刻も早く近くに呼び寄せたくて、弟夫婦にも協力要請をするが、反応が薄い。「一過性の不調なのかもよ」とか、「静かな田舎暮らしに勝るものはないよ」と、するりと逃げられる感じが、私にはじれったくてたまらない。私がせっかちな…

実家の母の不調

義父母のお世話に追われて、実家の母へ十分な配慮ができていなかったのかもしれない。時々電話をしたり、メールをしたり、気を付けていたつもりではあった。せめて月に一度は母を訪ねて、実際に暮らしぶりを確認したいと思ってはいるが、義父が事故に遭った…

事故の怪我の教訓

義父が散歩中に事故に遭って骨折してから、6週間。やっとギブスが取れた。真夏ではなかったとはいえ、6週間もお風呂にも入れず、息抜きの散歩もできず、さぞ大変だったことだろう。私だったら、きっと精神的にダウンしていたと思うが、義父は何と我慢強く…

食事支援を固辞

しっかりと記録していなかったが、この1年ほどは義母がデイケアに行く週2日の夕食だけだけだが、差し入れて来た。デイケアの日は夕方5時過ぎに帰宅する義母。疲れて帰宅して、それからお風呂を済ませて食事の支度にかかると、食べるのがとんでもなく遅い時…