高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族のあゆみ

高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族の記録

認知機能検査

 前回の受診の時には、来年の3月に予定されていた認知機能検査(MMSE)、キャンセル待ちのリストに入れていただいていたら、驚くほど早くキャンセルが出た。本人は勿論、家族もビックリ。特に免許更新のための認知検査を受けなければならない動揺が収まらぬうちの出来事。考えようによっては、MMSEの結果を見て、判断すれば良いだろうという気持ちになった。もし、今回の結果が良ければ、免許更新時に必要な認知検査の時の下準備ができるかもしれないとも思えた。

 MMSEは、時間の見当識、場所の見当識、即時想起、注意と計算能力、遅延再生(短期記憶)、言語的能力、図形的能力(空間認知)が問われる検査だとか。別室に本人だけ呼ばれ、10~15分だっただろうか。明るい顔で出て来たので、結果は良かったに違いない。

 ところが、後の診察で突きつけられたのは、「運転は、残念だけどやめましょう」という驚きの結果。22点/30点は、軽度~中程度の認知症だそうだ。イライラしないようメマンチンというお薬も加わった。