高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族のあゆみ

高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族の記録

ついに!!

 角膜潰瘍を発症して4か月が経った。前回の受診時、両眼視力が0.7だったのでメガネをこっそり作ろうとして、失敗。あれから1ヵ月。この一か月は、ブルーベリーやらビタミンAの豊富な人参やら、普段は頻繁には食べられないウナギまで食べて視力回復の努力をしてきた。念には念を入れて、受診の前夜もウナギを食べに行って準備を重ねた両眼の検査結果は、努力の甲斐あって、何とか0.7。欲を言うと、0.8だったら罪悪感なしに運転できるとは思ったが、今回は勇気を出して、もし検査結果が良ければ、メガネの処方箋と、運転許可をお願いしたい旨を、診察前の問診の段階で伝えておいた。(いい年をしてドクターの前では、ついつい言いたいことも言えないので)検査技師の方も時間をかけて、ひどい乱視に合うレンズを探して下さり、いざドクターの診察。

 「今回治療をした方の目は、傷だらけで矯正が全くできないので、運転はできるだけしない方が良いけど、まあ、これだけ我慢したからね」とドクターも処方箋にサインをして下さった。「運転を許可します」とはっきり言われなかったことは、多少気にかかるが、出来るだけしない方が良いということは、必要な時はしても良いと勝手に解釈することに。まっすぐメガネ屋に飛んで行った。

 本当なら、すぐにでもメガネを作ってもらいたかったが、乱視が強いのでメーカー発注をしなければいけないらしく、出来上がりは1週間後とのこと。はやる気持ちをぐっと抑えて、4か月待ったのだから、あと1週間くらい余裕で待てると自分自身に言い聞かせる。

 左右の視力の差がとても激しいので、出来るだけ運転しない方が良いことは自分でもわかってはいる。実際、自分の用事の時は極力歩いたり公共交通機関を使う所存。だが、義父母の病院受診に夫や義妹の都合がつかない時の補欠要因になれるのはとても嬉しい。今まで義父母の用事に同伴できずできずに感じてきた罪悪感を感じずに済む。ただ、4か月のブランクの後、車の運転というのは普通にできるものなのかはとてもとても不安だ。