高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族のあゆみ

高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族の記録

ケアマネさんを使いこなす!

 ケアマネさんのアイデア、”義母がデイケアに行く日の夕食は、業者風お弁当を作って、そのお代ももらうのが良い”というのは、私の支援を遠慮して固辞する対処法として名案だと思った。早速、今日から試そうかなとも思った。でも、よく考えたら、この策、実子たちから見たら、私がお小遣い稼ぎをしているように見えるかもしれない、と思えてきた。そうなってはマズイ。

 たまたま、友人にランチに誘われたので、何気なくその話をしたら、彼女も「それは、実子たちから見たら、お小遣い稼ぎに見えると思う。それよりケアマネさんとの介護の会議に、実子たちが出ない方がおかしい」との指摘。フルタイムで働いている実子たちが、ケアマネさんとの会議に出られないので、時間の余裕のある私が参加するというのは、当たり前だと思ってい。たが、どうもそもそも根本から私は間違っていたようだ。夫と義妹の都合の良い時間に、ケアマネさんを呼ぶのが常識なのだと言われて、またしてもブレインストーム。初めから、私は間違っていたのだ。

 次回の会議は、夫と義妹の都合に合わせて、日程を組むことにしよう。そして、私から言いにくい義父母の現状や、どんな支援が必要かというお話を二人の前でしてもらうことにしよう。何だか、暗くふさがっていた目の前の壁がスッキリ取り払われた、爽快な気分。友人に愚痴を言うのは、自分でも嫌だけれど、愚痴ではなく現状を相談して、フレッシュな意見を聞くのはアリだ。自分では思いつかない側面からの指摘は貴重だ。それが、相談した相手にも何かのプラスになるなら、それも嬉しい。