高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族のあゆみ

高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族の記録

カイロプラクティックを試す

 従弟のお友達のドクターから紹介していただいたカイロプラクティックを訪ねた。「カイロプラクティック」「オステオパシー」「筋・筋膜調整」を組み合わせて施術されるところだという。

 病院で検査されたり、理解されなかったり、具合の悪くなる薬を処方されたりで病院不審になっていたみゆき。行きたがらない彼女をなかば強制的に連れて行った。

 約束してくださったとおり、紹介者のドクターも来てくださり彼女の体のゆがみをカイロプラクターの方とチェックする。右肩が大きく下がり、腰も右下がり。整形外科で言われたように首はひどいストレートネックになっている。そのせいで首が太くなっているらしい。前に鞭打ちをやっていますねとも言われた。事故にはあっていない。唯一思い当たるのは幼稚園時代に平均台でお友達と交錯して顎をぶつけたことくらい。その時にムチウチになっていたのだろうか。

 施術は初めから強い矯正をすると、もみもどしが来るとのことで、やさしく丁寧に、約一時間。施術後に体のゆがみを確認するとかなり改善している。本人、コンクール直前でトランペットの吹き具合が変わってしまったり、モミ戻しでさらに具合が悪くなることをひどく恐れて、始終不機嫌。帰り道にどうだったか聞いても「わからない」と一言。次回は一週間後に予約したが、予約を拒否しなかったということは、気持ちがよかったのか、もしくは施術の効果を期待したのかもしれない。