高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族のあゆみ

高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族の記録

吹奏楽コンクール 九州大会が終わって

 大会の次の日の夕方、貸し切りバスで部員たちと帰宅したみゆき。疲れ果てて歩くことさえままならない様子。肌もかさかさになり、顔に赤い炎症もみられる。到着時、夕食もまだだったが、帰宅して食事もせず、お風呂にも行けず、着の身着のままで床に就いた。まさに爆睡。

 翌日お昼に、おなかが空いたと起きて来て、ラーメンが食べたいという。九州大会の地で顧問の先生にごちそうしていただいたラーメンがおいしく、何を食べても食欲のわかない彼女でもラーメンならおいしく食べられることを発見したのだという。ラーメンを食べたと思ったら、またベッドへ。今度は夜も起きられず、結局起きたのは次の日の昼だった。

 疲れをためた後は、復活に時間がかかる。恐れていた通り、九州大会の疲れは長く長く続くことになる。夏休みが終わるまであと10日あまり。課外授業は既に始まっている。課外は最悪休むとしても、2学期が始まるころには何とか復活したい。

 彼女の希望もあり、カイロプラクティックへ行く。疲れが取れるようにと願いながら。