高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族のあゆみ

高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族の記録

食事の差し入れ

 認知症の義母は、自立度が高く、とてもありがたいことに日頃は介助がほとんど必要ない。助けが要るのは、病院や買物に行くときの車の運転と付き添い、郵便物や書類の確認、保存。それから義母がデイケアに行く週2回の夕食の差し入れくらい。たった週2回の夕食ではあるが、料理が得意ではない私にとっては、何を作ろうか、何を喜んでくださるか、悩ましい。作るのは苦痛ではない。どうせ自分たちの食事は作るのだから、大したことではないはずなのだが、世代の違うプラス2人というのが問題だ。私たちも行く道なのだから、いろいろと研究をしておくのは、将来のためになると自分自身に言い聞かせて作っているという感じ。

 もっと、食べた後のフィードバックや、あれが食べたい、これが恋しいということを口に出してもらえたら、作りやすいと思うのだが、忘却の方にフィードバックを求めるのも酷な話か。せめて食べたいものでも言ってもらえたらと考えるが、もし私が作ってもらう側になっても、遠慮して正直に言えないにちがいない。

 

 今のところの、私自身のルールは、消化の良いもの、硬すぎないもの、食欲が増すようにできるだけ彩りの良いものを入れること。年を取ると、新しいものは受け付けにくいと聞くので、できるだけシンプルな物にすること。そして何より長続きするように、頑張りすぎないこと。何を作ろうかと迷ってしんどくなったら、何なら、同じものを繰り返しても良いとさえ思っている。細く、長く!!それが今の私のモットー。

 

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