高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族のあゆみ

高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族の記録

財布が!!!

 三度目のコロナワクチン接種に行く義母に同伴して、かかりつけ医へ。普段予定を書いているカレンダーには、出かける時刻と(ワクチンは肩に打つので)半袖の上に厚めの上着を!と2週間前に予約が確定した日にメモしておいた。迎えに行くと、出かける準備をして玄関に出てこられた。ワクチンの予定と時刻はしっかり確認しておいてくれたようだ。すごい!!!ところが、暖かい日だというのに何枚も何枚も重ね着している‼例年より暖かいので服装も大丈夫だろうと思い込んでいた。改めてマルチタスクは危険だと思い知る。詳細情報は、出かける少し前に確認すべし‼‼だ。

 病院へ行った後は、お決まりの食料品の買い出しにスーパーへ。心配していた副反応も今のところはなさそう、とすっかり油断してしまっていた。会計を済ませた時に、「お手洗いに行ってくる」と言うので、義母のバッグや食料品を預かって、エコバッグに詰めながら待つことものの5分。そのまま帰宅して”今日は冷蔵庫に食品をしまうところまで見守ろう”と思っていたら、「財布がない」と義母。義母が持っていたバッグを探しても、車の中をいくら探しても、やはりない!そこで、会計を済ませた直後に義母がお手洗いに行ったことを思い出した。きっとまだ財布をバッグにしまう前に行ってしまったのだ。手を洗うときに財布をどこかに置き忘れたに違いない。不覚だった。

 幸い、すぐにスーパーに電話すると、レジの方が預かってくださっているとのこと。とんぼ返りして、事なきを得たが、気が付くまでに30分以上経っていた。何という幸運。「こんなご時世に財布を紛失して、手つかずで返って来るなんて幸運でしたね。良かったね~」と言うと、「あんたはとことん、お気楽な人だね」と義母。確かにできないことが増えることはどんなにか辛く悲しいことだろう。

 だけど、お財布は返って来たのだし、本当にラッキーだったと思いたい。さらに幸いだったのは、お財布の持ち主を証明するIDになったのは、免許を返納して、つい先日できあがった運転経歴証明書。IDを失くすといけないからと財布に入れておいたのが役に立ったのだ。免許証と同じで写真付きなので最高の身分証明書になる。免許を返納した高齢者ということで、財布を置き忘れた理由も察してもらえたはずだ。帰宅直後にお財布がないことに気づいたのも幸いだった。悲しいことを数えるより、こうしてラッキーが重なったことを喜ぶ人になりたいと思う。多分大金が入っていたお財布を拾って届けて下さった方に、心から感謝!!!

 

 次回からは荷物を持つときは、手提げタイプではなく必ず肩掛けタイプのバッグにしてもらって、財布をしまったかどうかは、会計直後に確認すること‼を肝に銘じよう。実子たちとは少し嫌な思いをするかもしれないけれど、ちゃんとこのエピソードを共有しよう!!!