高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族のあゆみ

高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族の記録

自分自身のケア

 今回角膜潰瘍を発症して6週間余り。治りが悪いのが気になる。2020年に2度入院した時より症状は軽いと言われたが、前回は退院後すぐに車の運転ができていた。しかし今回はどう考えても運転は無理。視力の低下が著しい。退院後の痛みがどうだったかは残念ながら覚えていないし、記録もしていないので、痛みについては比較できない。しかし、今回は将来への不安が明らかに大きい。幸い罹患していない方の視力はあまり落ちていないので(こちらはヘルペスを患って角膜穿孔しかけた方の目)家事をするのにはあまり不自由はないが、車の運転ができないのは田舎暮らしには非常に痛い。非常勤でかろうじて続けている仕事にも支障が出る。

 家人の病気にはものすごく敏感で、あれこれ治療法を探す私だが、自分自身の病気に関しては、これまでそれほど熱心ではなかったかもしれない。視力を失わないために、何か方策を考えなくてはならない時期にきているのかもしれない。インターネットで難治性の角膜潰瘍の記事を探すと、出てくるのはワンちゃんの記事ばかり。どうしたものか。都会の病院をあたってみるべきか。

 昨日は義母の4回目のワクチン接種の日。運転できない私の代わりに義妹が同伴してくれた。が、義母いわく「一緒にいる間ずっと喧嘩していた。はやくあなたが復帰してくれないと困る。」こうして頼りにしてくれる人の言葉のパワーを借りて、治療への道を探らなくては。こういうときは、"Help"と叫ぶことの大切さを、みゆきの闘病中に悟ったはずだった。あのとき助けてくれた従弟に、まずは連絡してみようか。