高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族のあゆみ

高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族の記録

また失敗した!

-次の日の予定がいっぱい入っているとき

-親しかった方に長く会っていない時

-連れ合いと大喧嘩した次の日

 

こんな日が要注意だというのは、わかっていたはずだ。だのに自分自身のことにとらわれていて、不覚だった。昨日いただいたお刺身のおすそ分けのお皿を返そうと、お隣の勝手口を覗いたら、出て来た義母の顔にガーン線!!!

 孫娘の結婚式後1週間くらいは疲れで具合が悪くなるかもしれないと、注意して義母の様子を見ていたが、その後はすっかり油断していた。週1の買物には、相変わらず夫が付き合っていて、彼を通してとても元気だと聞いていたので、わざわざ私自身が見に行くことを怠っていた。そういえばお刺身のおすそ分けをいただいたのも、仕事から帰宅した夫に託されたもので直接義母の顔を見ていない。

 よく考えると、ここのところ晴天が続いていたのに、義母が植木に水やりをする姿を見かけていなかった。しかし、まさか調子が悪かったとは。

 ガーン線の義母は、私の顔を見るなり、子供のように泣き出した。「頭がずっと痛いんだよ。頭がモヤモヤするし、何日か前に包括支援センターの方から電話をもらったのに、どんな要件だったか思い出せないし、お父さん(夫)は日がな寝てばっかりで役に立たず、腹が立って腹が立ってたまらんし。私がこうなったのは、お父さんのせいだ」

と言う。

 頭が痛いのは、気温が高いせいだと感じてもらえるように、使っていなかったエアコンを入れ、お水を飲んでもらう。それから義母の目の前で包括支援センターへ電話して先日のお電話の内容確認をする。すると、「台風でお孫さんの結婚式が無事できたかどうかの確認でした」とのこと。少し安心してもらう。孫の結婚式の話が出たところで、先日の結婚式にみゆきが撮った写真を、携帯の小さい画面だが見てもらうと、少し落ち着いてきた感じ。お刺身のお返しに持参したクッキーを食べながら少し話をしたら、不思議なことに強いガーン線が消えた!!!

 長く顔を見せないと、義母に大きな不安を与えてしまうことを再認識。毎日、顔を見せようと思う。明日は少し気温が下がる予報なので、義父と離れる時間を作るために、散歩にでも誘ってみよう。先日もらったという高齢者のためのバスのICカードを使って、バスで遠出も良いかもしれない。