高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族のあゆみ

高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族の記録

義父母の合理的な体調管理法

 義母の通っているデイケア施設の職員の方に陽性者が出たということで、義父母の毎日の体調管理を始めて痛感することがある。数日顔を合わせないことがあると、義母の心の調子が悪いと気づいてからは、義父母の様子伺いには、毎日行っている。だが、日に何度も様子伺いをしてしまうと、かえって義母を不安にしてしまうということがわかった。このことは予期してはいた。しかし、コロナを発症したらすぐに対処したいとも思っている。なのでなんだかんだと理由を付けて、義母の様子を見に行っていたら、思わぬことに。義母の頭の中では、自分ががコロナに感染して具合が悪くなってしばらく寝込んでいたことになってしまっているのだ‼

 義母が言うには、「私の通っているデイの職員さんがコロナになって(ここまでは正解)、それが自分に移ってしまい(?)数日倦怠感と発熱があり寝込んでしまった(!?)コロナというのは怖いね~あんなにしんどい思いをしたのは生れてはじめてだよ」。夢に見たことを現実のように思ってしまうことがあると言うのは、何度も体験していたが、こうして新しい物語ができてしまうこともあるということに驚いた。いやもしかして、これも夢に見たのか⁇

 施設から感染者が出たという一報から一週間以上経ったので、頻繁な義父母の様子伺いを止めた。止めてから、一体どれくらい経過したら、自分も感染してしまったという思い込みが収まるだろうか。そこのところは何とも予測できないが、今後に向けては、もっと合理的な解決策が必要のようだ。以前に義父が、間質性肺炎の数値が良くなかった時に、健康観察用の表を作って健康管理をしていたのを思い出した。今ではある程度、調子が良くなったので中止してしまっていたあの表による健康観察を再開しようと思う。その表では毎日の体温、血中酸素濃度と血圧を朝と晩、記録してもらうようにしていたので、これからは、この表を義父だけでなく義母の分も用意して記録してもらい万が一に備えたいと思う。これが習慣化すれば、体温計を失くして探し回ることもなくなるだろうし、自分が感染したかどうかも一目瞭然になる。日に何度も体調確認に行かなくても済む。さっそく、体調管理表をプリントアウトして持って行こう。