高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族のあゆみ

高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族の記録

面会制限が終わった

 母の病棟にコロナの患者さんが出て閉鎖になっていた病棟が、ほぼ一ヵ月ぶりに解放された。入院費を払いに病院へ行ったついでに、お誕生日カードを病院スタッフの方に託し、母の様子を伺うと、「お元気ですが、先日こけて足が痛いと言っておられます」とのことだったので心配していた。しかし、骨折はなく、車椅子にも乗っておらず割と普通に歩いていたので一安心。

 母の第一声は「お誕生日カードをありがとう。楽しく読ませていただきました。」カードの内容も覚えている様子で、認知能力も衰えていなさそうだ。そして、何度も「あなたに会えるなんて夢みたい」と繰り返す。「あら、夢かどうかツネってみてはみてはいかがですか?」と言うと、あろうことか母はすっくと手を伸ばして私の腕をツネって一言。「やっぱり夢みたいね。」お茶目な母が戻ってきた!!!!!