高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族のあゆみ

高校生で起立性調節障害を発症した娘と家族の記録

眩暈対策

 義母がデイケアに行って、ある特定の介護士さんの顔を見ると眩暈がして気分が悪くなると言う。家で気分が悪くなることは無いと言うので、始終眩暈の症状があるわけではなさそうだ。しかし義母は脳血管障害による認知症だと言われているので、身体的に悪いところがないか、調べてみようと先ずはかかりつけ医へ。血圧正常、血糖値も問題ない。もう一つ怪しいと思っているのは、今飲んでいる薬。1ヵ月ほど前からメマンチンというお薬が10㎎から段階的に15,そして20㎎に増量されている。メマンチンの副作用を検索すると”眩暈”というのがある。もしかするとそれかもしれない。脳外科に事情を話すと、メマンチンの副作用は増量してすぐに出るはずなので、一過性の眩暈が出始めたのが最近のことならば、お薬の副作用ではなさそう、とのこと。ただ完全否定はできないので心配ならば、錠剤を半分に砕いて飲んでみては?と提案された。

 錠剤を半分に割って飲むというのは、自分のことなら難なくできる。ただ、お隣とはいえ、生活時間の全く違う義母のお薬を半分に割りに行くのは、何も用事のない日ならともかく、毎回と言われると無理がある。お薬は1ヶ月分を全部カレンダーに貼ってあるので、貼ってある分を全部はがして、割って、また貼り付けるとすると、お薬をパッケージなしのむき出しのまま貼るわけにもいかないから、小袋か何かに入れて貼るのか?これも合理的ではない。

 どうするか悩ましいところだが、まずは義母がデイケアに行く日の朝の分だけでも毎回、お薬を割りに通ってみるか?その上で、施設長に、事情をお話しして、しばらくの間、体を障るマッサージだけはできるだけ、当該介護士さんを外してみていただけるようお願いしてみよう。それと、義母の生活を見ていると、どうも水分不足の感じがあるので、できるだけたくさん水分摂取をしてもらうよう、声掛けをしてみよう。それでも良くならないようなら、また対策を考えよう。